減菌に関する情報が満載!


減菌処理の定義とその方法

減菌処理とは読んで字の如く、対象に存在している微生物を減少させることです。
ここで言う微生物とは主に細菌やウイルス、カビのことです。
有害微生物全般を無くす目的で行われることの多い殺菌や、病原微生物のみを対象にしている消毒に対して、減菌と言う場合は特に対象を定めずに微生物の全体数を減少させることを意味します。
殺菌や消毒より広い意味を持つということですが、実際の用途自体は消毒と同じようなものです。
特に医療現場において用具や器具に対して行われています。
具体的な減菌方法は加熱や化学薬品の使用などの化学処理で、一般的な殺菌や消毒と同じです。
加熱については、食品加工などの専門業界では高温高圧処理が良く用いられます。
高熱と圧力によって高温の水蒸気を生み出し、スチームによって減菌する方法です。
また、100度程度の熱湯で長時間加熱する方法もあります。
微生物は急激な温度差によっても減少するので、加熱処理の場合はその直後に冷水で冷却するところまでが一連の工程です。
化学薬品については消毒液を用いたりX線を照射したりする方法があります。
医療現場ではこちらが一般的です。

医療機器や廃棄物に対する減菌処理

医療機器や研究目的に使われる器材等にはあらかじめ減菌処理が必要な場合があります。
また、使用済みの医療器具を再利用するためや、廃棄物を捨てる前にもこの処理が必要になります。
一般的に利用されるのは3種類です。
まず、エチレンオキサイドガスによるEOG減菌です。
EOGは浸透力が高いので、箱ごとの処理が可能です。
次にガンマ線減菌という手法もあります。
有害物質の残留等がないという利点の反面、金属以外では材質によって劣化が伴うので、変化に問題がない範囲内で行うことが大事です。
3つ目が高圧蒸気減菌器によるオートクレーブです。
耐圧容器の中で圧力をあげることで庫内を高温にし、菌を殺します。
121℃を20分継続すれば、ほぼすべての菌は死に絶えます。
電気さえあれば、中に入れて蓋をしてスイッチを入れるだけで実施可能なので楽で確実です。
高耐圧生物として有名なクマムシでも生きていられない程の環境を作り出すことができます。

Favorite

外壁塗装 目黒区

最終更新日:2018/3/30

Copyright (C)2015 滅!菌の温床 .All Right Reserved.